ニューヨーク堂 カップアイス チョコレート

ニューヨーク堂といえば、アイスクリーム万博「あいぱく®」でも大人気の「長崎カステラアイス」で同じみの老舗洋菓子店です。

その長崎カステラアイスのチョコレート味のアイスの部分をそのままカップアイスにした商品がこちら。

長崎県産の赤卵とクーベルチュールチョコレート

ベースのアイスには長崎県愛野町の新鮮な自然卵「太陽卵（赤卵）」が使用されています。そこに高級クーベルチュールチョコを混ぜ合わせた、こだわりのチョコレートアイスです。卵の風味とチョコレートが奏でる味は、ぜひ食べてもらいたいです。

ココアアイスのようなチョコレートアイス

脂肪分が高く、製菓用に使われることの多いクーベルチュールチョコレート。老舗洋菓子店らしく、それをバニラアイスに混ぜ込んでいます。そのため色もほんのり薄めの茶色です。

チョコレートが前面に押し出されているチョコレートアイスとは異なり、ココアアイスのような味がします。甘さは抑えめなのに、チョコレートアイスとしての満足度も十分です。卵のコクが優しく、クーベルチュールチョコレートのなせる技なのか、後から控えめにビターなチョコレートの風味がします。奥深い味わいというか、美味しいコーヒーを飲んだ時の感覚と似ています。

長崎カステラアイスの“アイスの部分だけをたくさん食べたい” とリピートするファンも多いのも頷けます。近年のチョコレートアイスは、チョコレートの濃厚さや存在感でその価値をはかりがちですが、こういった昔ながらのチョコレートアイスもどこか懐かしく、美味しいです。老舗洋菓子店ならではの良さが詰まったチョコレートアイスです。

80年以上続く老舗

1934年に長崎市で開業した老舗洋菓子店「ニューヨーク堂」。創業者の松本兼松氏は23年間ニューヨークでアメリカの某大手自動車メーカー会長の専属シェフとして勤め上げたという経歴があり、これが「ニューヨーク堂」というブランド名の由来です。80年以上もレシピを守り、洋菓子職人がこだわって製造したアイスクリームは、食べる価値のある味です。