九州発のロングセラーアイス、丸永製菓のあいすまんじゅう。アイス好きの間で人気のある商品だが、近所のコンビニではなかなか出会えない・・・という人も多いのではないだろうか。
丸永製菓『あいすまんじゅう』
「あいすまんじゅう」といえば、小豆あんをバニラアイスクリームで包んだ本フレーバーが王道。濃厚なバニラアイスクリームの中に甘~い小豆あんがたっぷりと入った和洋折衷のアイスバーです。和風アイス好きにはたまらない商品!
あいすまんじゅうとは
丸永製菓「あいすまんじゅう」は、昭和37年(1962年)から発売されている超ロングセラー商品。濃厚なアイスと自家製の粒あんの組み合わせはまさに冷たい和菓子。同社は元々、和菓子製造メーカーから出発している。その経験を活かし自社炊きの小豆あんをアイスクリームの中にぎっしりと詰めて商品化。通常アイスが凍ると当然小豆あんも凍ってしまうが、独自製法でやわらかいままの状態を保ち周りのアイスクリームと一体となって溶けあうおいしさを実現。まさに冷たい和菓子だ。
福岡の県花である梅をかたどった梅鉢型バー
ずんぐりとしたなんとも愛らしい形状ですが、ずっしりとした重量感があります。この特徴的なかたちは本シリーズを製造する丸永製菓が本社を構える福岡県の花の「梅」をかたどった梅鉢形バー。
超濃厚バニラアイスクリーム×あんこ
外側は濃厚でなめらかなバニラアイスクリーム。乳固形分18%(うち乳脂肪分8%)、正真正銘のアイスクリーム規格!まるで練乳のような甘みとコク、濃厚でクリーミーなアイスクリームのおいしさは他のアイスでは味わえないおいしさ。
アイスの中には甘くてねっとりとした食感の小豆あんがぎっしりと詰まっている。良質な北海道小豆を使用したこの”あん”こそがあいすまんじゅうの最大の魅力。あんの糖度を高めることでまるで水あめのようなねっとりとした食感をつくりだしている。
超濃厚バニラアイスクリーム×こだわりのあんこ。和洋折衷の組み合わせは一見斬新に見えるが食べてみると相性は抜群!好きな人は中毒になるおいしさだ。
丸永製菓
1933(昭和8)年に「永渕製菓所」として福岡県久留米市にて創業、菓子類の製造販売業を開始。 1956(昭和31)年に「丸永製菓株式会社」に組織変更。アイスクリームの製造業は一般家庭に冷蔵庫が普及しはじめた1960(昭和35)年から。アイスの代表作「あいすまんじゅう」をはじめ、九州名物「白くま」シリーズのほか九州人にとっては昔懐かしい「おとぼけくん」「恐竜の玉子」等の製造販売も手掛けている。元々、和菓子製造メーカーから出発しているため、お餅やあんこを使用した和風アイスが特に秀逸だ。
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