ブラックモンブラン カップ

竹下製菓 ブラックモンブラン カップ カップアイス

1969年5月に発売され、九州で愛され続けている竹下製菓のロングセラーアイス「ブラックモンブラン」。バニラアイスをベースにチョコレートとザクザク食感の香ばしいクッキークランチをまとった魅力的なアイスバーだ。その九州のソウルアイス「ブラックモンブラン」が2019年に発売50周年を記念してカップタイプになって発売された。

竹下製菓 ブラックモンブラン カップ

カップ蓋を囲むアルプス山脈

蓋の側面には雪をかぶったアルプス山脈の山々がぐるりと1週プリントされている。

竹下製菓 ブラックモンブラン カップ

竹下製菓の三代目社長であった竹下小太郎氏がヨーロッパを訪れ、アルプス山脈の最高峰「モンブラン」を目の前に眺め「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞ美味しいだろう」と思ったことがきっかけとなりブラックモンブランは誕生した。”アイスクリームの最高峰を目指す”という想いも込められているのだとか。

モンブラン

魅力的なビジュアル

蓋を開けると、山型に盛り上がった「ブラックモンブラン カップ」が登場。山型のチョコレートコーティングに、クッキークランチ&アーモンドクランチ。このモンブランをイメージした山型の形状のカップ版は、ある意味通常のブランクモンブランよりも、”よりモンブランらしいブラックモンブラン”といえる。内容量は140ml、カップアイスとしては平均的なサイズ。

竹下製菓 ブラックモンブラン カップ

アイスの天面を覆う、ややしっとりとした食感の準チョコレート。きっと出来立てはパリッとしているのでしょうが、このしっとり感が妙にクセになる。ザクザクで香ばしいクランチと風味際立つアーモンド。アイスバーと形状は異なるものの、まさしくブラックモンブランの味!バニラアイスの中に柱状のチョコの塊が入っているところも嬉しい!

ベースはクリームチーズを配合したバニラアイス。チョコレート、クランチといった素材とのバランスを考慮し、ミルクのコクはありながらも、あっさりとした後味に仕上げている。

竹下製菓 ブラックモンブラン カップ

ブラックモンブラン唯一の弱点を克服

通常のブラックモンブランの唯一の弱点は、食べている最中にクランチがポロポロと落ちること。その弱点を克服したのが本商品「ブラックモンブラン カップ」。カップ形状なのでクランチをこぼすこともなく、しかも多少溶けてきても、ゆっくりと食べられるところも高ポイントだ。

バータイプとカップタイプ、味の違いは?

●バータイプ
・アイスの種類別:アイスミルク
・ピーナッツを使用
・バニラアイス

●カップタイプ
・アイスの種類別:ラクトアイス
・アーモンドを使用
・バニラアイスにクリームチーズを配合
・アイスの中にチョコレートの塊?!が入っている

上記を見比べてみると、ブランクモンブランのバータイプを単純にカップタイプにしただけではないことがわかる。

 

九州で半世紀以上も愛され続けている「ブランクモンブラン」のカップ版。一度食べたらクセになること間違いなし。一番最初は発売年に九州のコンビニでたまたま見つけて買って食べたが、そのおいしさに滞在中に何度もリピートをした。九州出身者でもカップ版はまだ食べたことがないという人も多いのでは?説明した通り、いつものブラックモンブランをただカップに詰めこんだだけではないが、ブラックモンブランの魅力は十分に味わうことができる商品。是非一度食べていただきたい!

竹下製菓

竹下製菓の創業は明治27年以前(会社設立は昭和2年)。佐賀県小城市に本社を置くアイスクリーム・菓子メーカー。人気の「ブラックモンブラン」シリーズをはじめ「ミルクック」シリーズ、「トラキチくん」「袋氷」のほか、昔チロルチョコでおなじみの松尾製菓が販売していた「おゴリまっせ」「しっとるケ」「チロル高原」などもブランドを引き継ぎ九州エリアを中心に多くの人に愛されるアイスを数多く販売。「できるだけ安くておいしいものを食べてもらいたい」というモットーから、お手頃価格の商品が多く、九州人は幼い頃から竹下製菓のアイスを食べて育ったという人が多い。九州のアイスは竹下製菓なくしては語れない。

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