長崎県の老舗洋菓子店「ニューヨーク堂」がつくる長崎のご当地アイス『長崎カステラアイス』。全国選りすぐりのアイスが集うイベント、アイスクリーム万博『あいぱく®』でも大人気の商品。
人気のコーヒー味
長崎県公認のレシピで丁寧に焼き上げた長崎カステラで自家製のコーヒーアイスクリームをサンド。コーヒーフレーバーが好きな人には見逃せないカステラアイスサンド。
最近アイスクリーム業界で紅茶やコーヒーのフレーバーが大人気。この「長崎カステラアイス コーヒー」は、お客様の要望によって約20年ぶりに復活したフレーバー。個人的にも大好きな味。まだ食べたことがない人には是非一度食べてほしい。
長崎の食文化から誕生
カステラと牛乳と一緒に食べる…という長崎の食文化から誕生した名物ご当地アイス。“一度食べたら忘れられない” というファンも多い。
誕生のきっかけは、「災害」。2006年、台風13号の上陸によって長崎市茂木地区のビワが大きな被害を受けた。当時ニューヨーク堂ではビワの中にアイスクリームを詰めた商品(長崎びわの実アイス)が人気でしたが、この災害によって材料不足に陥りました。そこで、「この人気商品に代わる長崎らしいものを作れないか。」と考案したのが、この「長崎カステラアイス」。地元の人々の “牛乳を飲みながらカステラを食べる” という習慣をヒントに生まれた商品なのです。
長崎県産の赤卵を使用
ベースとなるアイスには長崎県愛野町の新鮮な自然卵「太陽卵(赤卵)」を使用。卵の風味が際立っています。しっとり食感の自家製カステラとこだわりのアイスクリームの組み合わせは 感動のおいしさです。
元祖長崎カステラアイス
また、最近はカステラでアイスを挟んだ商品がチラホラ登場していますが、ニューヨーク堂の「長崎カステラアイス」が“元祖”です。長年改良を重ねてきたこだわりの味は他商品とは一線を画すおいしさです。
カステラへのこだわり
アイスを挟んでもしっかりした生地にするために通常よりも5分ほど長めにカステラを焼く。また、少量の蜂蜜を加えることで冷やしても香りが抜けないように工夫をしています。
しっとりとしたカステラの食感は、「本来、アイスはのどを潤すもの。食べ終わって水を飲むようなものは作りたくない」という想いから。丁寧に焼き上げた長崎カステラアイスは、一度食べたらやみつきになること間違いなし!
しっとり&ザラメ付きカステラ
長崎県認定のレシピでつくられたニューヨーク堂の自家製カステラはひとつひとつが手づくり。冷凍下でもしっとりとしています。アイスを挟んでいる2枚のカステラはザラメ部分を交互にサンドしているのでどちら側から食べてもザラメに出会える嬉しい仕様。(芸が細かい!)今でこそ洋菓子でアイスをサンドした”ハイブリッドアイス”は色々ありますが、”長崎カステラアイス”ほど、ご当地アイスとしてインパクトの強いものはなかなかありません。
香りひきたつコーヒー風味
ニューヨーク堂のコーヒーアイスは、甘さが際立つコーヒー牛乳味ではない。とはいえ苦みの強い大人向けの本格派コーヒーの味でもない。コーヒーの香りとコクが楽しめるのだが、甘すぎず、苦過ぎず、コーヒー風味の絶妙なバランスがコーヒー好きの求める味の「ど真ん中」を突いてくるコーヒー風味という印象を受ける。ニューヨーク堂特製のコクのあるアイスクリームに、香り豊かなコーヒーの風味をブレンドすることで幅広い年齢層に好まれるやさしい味わいに仕上げている。
20年ぶりに復活
もともと同シリーズのコーヒー味は人気が高い。同シリーズは一時期オペレーションの都合でフレーバーを絞って販売していた。そのためコーヒー味は製造していない時期があったが、顧客の強い要望によって約20年ぶりに復活。まさに一度食べたら忘れられないおいしさ。食べてもらえればきっと納得してもらえるでしょう。
「長崎カステラアイス」を食べて以来、普通のカステラを単体で食べと少し物足りさを感じてしまいます。もちろんカステラだけでも十分おいしいのですが、やはりアイス好きにとっては、この「カステラ」と「アイス」の組み合わせこそが最高のご褒美なのです。
80年以上守り抜いた伝統の味
創業者の松本兼松氏は23年間ニューヨークでアメリカの某大手自動車メーカー会長の専属シェフとして勤め上げたという経歴を持っています。これが「ニューヨーク堂」というブランド名の由来。日本最古のアーチ型石橋として重要文化財にも指定されている長崎の観光名所「眼鏡橋」から徒歩1分ほどの中通りに店を構えています。
1934年に長崎市で開業した老舗洋菓子店の長崎名物アイス。80年以上もレシピを守り、選び抜いたこだわりの素材を使い季節毎に配合を変える等長年培ってきた洋菓子職人の技をふんだんに生かしてつくられたニューヨーク堂の「長崎カステラアイス」。この感動のおいしさを是非一度味わっていただきたい。
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