山梨県の桃農園「ピーチ専科ヤマシタ」。アイス仲間と2019年に山梨を訪れた際に立ち寄ったお店で出会ったジェラートのおいしさに感動しイベント(あいぱく®)にご出展いただいたのがピーチ専科ヤマシタとの出会い。その年の春に銀座三越で開催されたアイスクリーム万博「あいぱく®」では人気爆発。連日長蛇の列ができ夕方前にはすべて完売・品切れとなった。食べたくても食べられなかった…という人も多いピーチ専科ヤマシタの大人気ジェラートが、ついに房蔵總本舗に登場!
ピーチ専科ヤマシタ『ジェラート 干し柿ミルク』
山梨県の桃農園「ピーチ専科ヤマシタ」が手掛けるジェラートの中でもちょっとユニークなフレーバー「干し柿ミルク」。独自の製法でつくられた「あんぽ柿」と濃厚なミルクを使って丁寧につくられたフレーバー。
ヤマシタ伝統のあんぽ柿
「あんぽ柿」とは大正時代に開発されたドライフルーツの一種。干し柿や枯露柿のように干すだけではなく、渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させる独特の製法でつくられる。名前の由来は、もともと干し柿のことを天日に干してつくることから「天干し柿(あまぼしがき)」と呼ばれていた。明治時代あたりからは「あんぽ柿」と呼ばれるようになったと言われている。きっと「あまぼしがき」って言いにくかったんでしょうね。
もともと農業を営んでいた山下一公さんの先代が家の縁側で皮をむきながら楽しそうにつくっていたのがこの「あんぽ柿」。いわば “ピーチ専科ヤマシタ伝統の味” といえる。そのまま食べてもやわらかくてジューシーですが凍らせて食べると、まるでスイーツのような驚きの食感と甘みが楽しめる。この特性を活かして開発されたのが「干し柿ミルク」なのだ。
フルーツ王国山梨の果実でつくったこだわりジェラート
ピーチ専科ヤマシタの農園がある山梨県は「桃」をはじめ「ぶどう」「すもも」等も生産量日本一、言わずと知れたフルーツ王国。おいしい果実を育てるには最高の環境。自然の恩恵をたっぷりと受けて育った”本場のフルーツ”を使ったジェラートは納得のおいしさ。
ピーチ専科ヤマシタのジェラートは桃やぶどうだけじゃない
ピーチ専科ヤマシタのジェラートは、桃やぶどう以外のフレーバーもめちゃくちゃおいしい。個人的にお気に入りのフレーバーランキング1~2位を争うフレーバーが、この「干し柿ミルク」。(※もうひとつは「ラムレーズン」)
好きな人はドハマりする味
濃厚でコクのあるミルクベースのジェラートに、たっぷり混ぜ込んだ肉厚の干し柿。食べた瞬間、干し柿特有の甘い風味が口の中いっぱいに広がり、その後やさしいミルクのコクと風味がふわっとやってくる。ああ、なんたるおいしさ!もともと干し柿やあんぽ柿が大好物なのでこの味はたまらない…。他ではなかなか食べられない個性的な味だが、好きな人はとことんハマってしまうだろう。もっと言うと、しばらく食べないと禁断症状が出てしまうほど魅力的な味。THE・神フレーバー!「本当においしいの?」と半信半疑のかたも、だまされたと思って是非一度食べてみてください。
ピーチ専科ヤマシタ
ピーチ専科ヤマシタの農園は富士山の見える丘、甲府盆地を見下ろす斜面にあり、日当たりも良く、おいしい果物が育つには絶好の環境にある。ここで山下一公さんは30年以上桃栽培をおこなってきた。「食べる人の顔を思い浮かべてつくる」をモットーにおいしさだけではなく安心・安全にもこだわり、愛情を込めてつくっている。
除草剤は一切使用せず、手間をかけて草を刈り、土にかえし、土に力をつける「草生栽培」。化学合成したものは極力使用せず自然界に存在するミネラル成分を使い病気にならない強い土づくりにも努めている。自然の力を活かし果実本来のおいしさを最大限に引き出す農法とこだわりがおいしさの秘密。農園のほかに消費者と生産者の距離を縮めたいという思いのもと、こだわりの桃メニューが楽しめるカフェ「ラ・ぺスカ」等も運営している。
コメント
[…] 蓋をあけてフィルムをはがした瞬間、たちまち香るラムの芳醇な香り。くちどけの良いミルクベースのジェラートの中にはごろっとした大粒葡萄果肉。とにかくこの葡萄の存在感が凄まじい。くちどけ最高のなめらかなジェラートにごろごろとはいった葡萄の果肉はまさに圧巻。はじめて食べる人は感動すること間違いなしの「究極のラムレーズンジェラート」です。ヤマシタのラムレーズンを一度食べたら、きっと虜になってしまうでしょう。かく言う私もヤマシタラムレーズン中毒者のひとり。桃ジェラート以外のラインナップの中でも「ほし柿ミルク」とこの「ラムレーズン」は特におすすめのフレーバーなので是非食べてみてください。 […]