“旅する八百屋”<青果ミコト屋>から発信するナチュラルアイスクリーム!コーンは自家製グルテンフリーコーンで提供!

青果ミコト屋 ナチュラルアイスクリーム

「青果ミコト屋」は実店舗がないお店でしたが、2010年から全国の農家を訪ねて野菜を仕入れて飲食店に卸したり、イベントに出店しながら活動。そして、2021年に念願の「青果ミコト屋」の実店舗<Mikotoya House>が青葉台の梅ヶ丘にオープン。

青果ミコト屋

こちらは自然栽培の野菜や果物・加工品を販売する「青果ミコト屋」とナチュラルアイスクリームショップ「KIKI Natural Ice Cream(キキ ナチュラル アイスクリーム)」、野菜の仕分け場と倉庫・オフィスの複合施設となっています。

KIKI Natural Ice Cream

キキ ナチュラル アイスクリーム

アイスクリームは常時10種類程が並びます。それぞれのアイスクリームには材料・素材、試作番号、味の特徴などが手描きで丁寧に書かれています。例えば「ビーツ・梅干・柑橘」や「庭園・ヨーグルト」など、それだけ聞くとクエスチョンマークが出るネーミング。

5行僅かに記された文章にも温かさを感じさせてくれます。

素材の味をギュッと込めて。

LITTLE3

シングル 480円/ダブル 700円

今回はたくさんの種類のアイスクリームを味わいたいので、少し小振りに3種類を盛る「LITTLE 3(800円)」を選びました!

上から‥「No.71 ほおずきミルク」「No.「No.99 間引き人参」「No.93 クレソン」、手焼きのヴィーガンコーンのトッピング。

ほおずきミルク、間引き人参、クレソン

No.71の「ほおずきミルク」には、標高700mの寒暖差の強い岐阜県石徹白で作られたフルーツ用のほおずきを使用しています。南国フルーツを彷彿させるトロピカルな香りとふくよかな甘みが広がります。

No.99の「間引き人参」は人参葉が主役のアイスクリームです。発酵はちみつでグラッセした人参を混ぜ込んであります。青味も強くて苦味もある人参の葉と甘く仕立てた人参グラッセの相性は、もう謂わずもがなです。

No.93は「クレソン」です。少し癖のある野菜ですが、隠し味に味醂を加えて深みのある味わいに。鼻から抜ける軽い辛みに、その素材の旨味を心身と感じます。

自家製グルテンフリーコーン

グルテンフリーコーン

こちらのコーンはグルテンフリーでヴィーガン仕様。米粉に自然栽培ササニシキを精米した際に出た米ぬか、きな粉、米油で作られています。ザクッとした香ばしい食感から薫る、ほのかなお米の風味が沁み滋味美味しいです。

この自家製コーンにはNo.106の「パン・ド・ミミ」とNo.45の「カカオマスとカカオニブ」を合わせました。

No.106「パン・ド・ミミ」は鎌倉市腰越の『コモパン KOMOPAN』でサンドイッチを作る際などに出た色々な“パンの耳”をミックスして作られてジェラートです。パンの耳の硬い食感は皆無、ひたすらなめらかで香ばしい香味がなめらかに広がります。

No.45「カカオマスとカカオニブ」には広島県尾道市『ウシオチョコラトル』のカカオマスとカカオニブを使用しています。

発酵によって生まれた独特な風味と果実を想わせる風味が複雑に織り重なるチョコレートの味わいと、カカオニブの食感が癖になります。

Mikotoya House

<KIKI Natural Ice Cream>は規格外のため出荷できなくなってしまった野菜や売れ残ってしまった野菜、切り落としたパンの耳や身崩れした梅干し、搾り汁などを“積極的に”使ってアイスクリームに仕上げています。

ひとくち、…

あらゆる工夫の中から生まれた美味しさが口の中いっぱいに溶けて、口福という名の幸せが広がっていきます。

店舗情報

青果ミコト屋 Mikotoya House
神奈川県横浜市青葉区梅ヶ丘7-8
営業時間:11:00〜18:00/定休日:水・木
https://micotoya.com/

投稿者プロフィール

primavera brillante
primavera brillante移動するアイスクリーム屋さん
舌の上で融けていく冷たいモノに魅力されて。気が付けば「甘い幸せの運び人」になっていました。ナッツ味とチーズ味が大好物ですが氷菓は好みません。アイスが主食で生きています。
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