沖縄のアイスといえば、日本全国でも知名度が高いブルーシールアイスクリームではないでしょうか。私も過去に沖縄から送ってもらったり、沖縄フェアなどで食べたことがあったのですが、今回訪れた石垣島で久しぶりに食べてきました。
やっぱり有名なだけある!と納得の美味しさだっただけでなく、市販品でも新しいものに出会ったのでご紹介します。
見ない日はないほど!
ブルーシールアイスクリームは、街の至る所に店舗があるだけでなく、商店やホテル、港や空港でもほぼ必ず見かけました。もともとアメリカ生まれで、米軍基地に設立されたのが最初ですが、その後沖縄で規模を拡大し、沖縄ならではの食材を使ったフレーバーとともに全国的に有名になっていきました。アメリカ生まれ沖縄育ちのアイスクリームなのです。
カフェやレストランで提供されているものも
ブルーシールののぼりや印がなくとも、カフェやレストランでも提供されています。こちらはカフェで食べたもの。マンゴーソルベと紅芋、塩ちんすこうとサトウキビをいただきました。
紙のカップで食べるより美味しい気がしたのは、器や雰囲気のせいでしょうか。特に塩ちんすこうは、細かいちんすこうがそのまま入っているので、食感も楽しく美味しかったです。
ダブルフレーバー!
余談ではありますが、市販品でも素敵な商品に出会いました。お店で人気の2つのフレーバーが一度に楽しめるというもの。ウベとピスタチオという、本州では絶対見かけない組み合わせのアイスバーを買ってみました。
パッケージの通り、真ん中で完全に2色に分かれているのです!同時に食べたい時は横から食べるしかないのか!?という斬新さ。
ラクトアイス規格ではあるものの、お店のと変わらない濃厚さで、特にピスタチオは香りも濃くガツンとピスタチオが味わえて、市販のアイスにしてはとてもレベルが高かったです。本土でも売って欲しい!
アイスに合うスパイス
以前の記事でアイスを食べる必需品としてソルトを紹介しました。私は塩やスパイスをかけてアイスクリームを味変してみるが好きで、旅行先でもアイスのためのご当地調味料をチェックするのですが、南の島でも出会いました。それが、「ぴーやし」です。
「ぴーやし」は「ヒハツモドキ」という植物を乾燥させたもので、いわば胡椒のような調味料です。沖縄本島よりも離島の石垣島や竹富島で主に食べられているもので、沖縄そば屋さんなどには必ず置いてありました。野菜炒めやチャーハンなどに使われるそうですが、味は辛みよりかは酸味のあるさっぱりとした胡椒のようです。少し独特な草のような香りもするのですが、こちらをアイスにかけてみたところ、爽やかなアクセントが加わりました。塩ちんすこうやサトウキビにも合いましたが、バニラやソフトクリームにもかけたい味です。沖縄へ行けなくとも、物産展やアンテナショップで見かけることがあれば、ぜひ手にとってみて欲しいおすすめ品です。
ご当地アイスの美味しさに改めて感動しつつ、新しいご当地スパイスにも出会えた旅となりました。
投稿者プロフィール
- 毎日アイスクリームを食べるアイスクリームに目がない翻訳者兼フリーライター。市販のアイスからジェラート/アイスクリームショップ、お取り寄せ品に国内外のご当地アイスまでとりあえずアイスは欠かさずチェック!辛口評価もしており、「美味しい」だけじゃない本音の口コミを読者や企業に届けたいライター。海外育ちなため、日本のアイスの繊細さと上品さ、メーカーのこだわりを海外に届けたい夢も持っている。Ice cream is better than any therapy!
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