素材を“生かして活かす”
『コザブジェラート』のモットーは、“素材第一 ”であり、そして “自然であること”にあります。加工品は一切使用せずに、旬で新鮮、可能な限り山形県産に拘った素材・食材を厳選してジェラートを創り上げます。オーナーシェフがイタリアで出逢った、食文化や生活の豊かさや恵みある風土。・・それに通ずる自然の豊かさが、この地 “山形”にも存在するのです。
ジェラートメニュー
『GELATERIA』ジェラート2種 ¥500/ジェラート3種 ¥600
『CAFFETERIA』ラ・チンバリのエスプレッソマシンを使ったカフェメニュー
一階で注文とお会計をした後、二階のカフェスペースでジェラートやカフェメニューを楽しむ事ができます。
山形の素材
キャラメルミソ
ミルフィーユ
山形東根市『塩野農園』の苺を使用した自家製苺コンフィチュールとパイ生地をたっぷりと混ぜ込んだドルチェテイストのジェラートです。
ミルクではなく卵を加えたクレマベース(イエローベース)と、水分を含みながらもサクッと食感が鳴るパイ生地に果実味弾ける苺コンフィチュール・・濃蜜な味わい!
王道的ジェラート
ミルク
東北第一号となる「放牧畜産実践農場」の認定を取得した山形県飯豊町『飯豊ながめやま牧場』の「パスチャライズド牛乳(低温殺菌牛乳)」を100%使用した「フィオール・ディ・ラッテ“ミルクの花”」です。訪問時には生クリームを加えたレシピのジェラートでしたが、季節によって微調整されます。この時のジェラートは「パンナ(panna)」イコール“クリーム”に近いニュアンスもありました。
イラン産ピスタチオ
希少価値が非常に高いイラン・シャルジャン農園産ピスタチオ(フェアトレード) を全量使用しています。“食べる宝石 エメラルドグリーン” と称されている最高級「イタリア・ブロンテ産ピスタチオ」と同等・・若しくはそれ以上の希少価値がある食材です。
『COZAB GELATO』では焙煎から加工までの過程を一貫して行い、自家製ペーストを用いてジェラートを作ります。
敢えて深くロースト(焙煎)はせずに浅くローストした「イラン産ピスタチオ」は、まるで、果実のような独特な香味が特長。青い風味と芳ばしい甘みが緊密に織り重なり、なめらかに口溶けていきます。その余韻までも、独特!
チョコレート
ペルー産有機カカオ豆を使用、こちらも自家焙煎をしてペースト状に拵えて加えています。
舌にこびりつくような諄い舌触りやもったりと喉に絡み付く粘着感は一切感じません!南国果実の酸味と円い甘み、ローストアーモンドのような芳ばしい風味、ほのかに渋味を伴う複雑な苦味が乳脂肪分と絶妙に融合・・・なんとも言えない、香味豊かな味わいが広がります。
閑かさを味わう
松尾芭蕉が詠んだ句「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の舞台となった山形県山形市山寺『宝珠山立石寺』は神聖なる地。立石寺に辿り着くには、1070段の険しい石段をひたすら登らなくてはいけません。この階段には一段一段登るごとに“欲望や汚れを消滅し明るく正しい人間なれる”と云われている大変有難い石段ではありますが・・なかなか辛い!
運動不足の方や足腰の悪い方には非常に厳しい道のりですが、それでも時間を掛けてゆっくりゆっくり登って到着される方も多い理由は、到達した時の達成感と360度パノラマに映る絶景。そして開放感。ひたすら自分と向き合える時間。
その後の余韻に浸りながらのジェラートは、それはもう格別です!
店舗情報
コザブジェラート
山形県山形市山寺4510-2
営業:11:00〜16:30/定休日:火・水