自社の牧場で丹精込めて育てた牛の絞りたて生乳を使い、手間暇かけて毎日手作りするジェラートが評判の「かわばジェラート」（群馬県川場村）。生乳以外の食材も、川場村や群馬県内で採れたものを多数使っており、安心&安全です。豊富な湧水に恵まれた川場村の清らかな水を使用していることも、大勢の人々を魅了するジェラートを創り出せる秘訣です。
全20種類ほどあるメニューのうち、毎日6種類を販売
メニューは、川場村産の絞りたて100%の生乳を使用した『ミルク』や、自家製チョコレートを配合した『チョコ』、地元産のいちご・ブルーベリー・桑の実・ラズベリーの手作りソースを練り込んだ『ベリーミックスマーブル』など多彩です。全20種類ほどあるメニューのなかから、毎日約6種類がショーケースに並んでいます。
私が訪れた日のメニューは、低温殺菌した絞りたて生乳の『ミルク』や、果肉をふんだんに使ったさわやかな『グレープフルーツシャーベット』、川場村産りんごの自家製コンポーネントをベースのミルクに練り込んだ『りんごミルク』などでした。今回は『チョコチップクッキー』と『ベリーベリーミルク』をオーダーし、キュートな牛の形をした店頭のベンチに座ってのんびり味わってきました！
チョコチップクッキー
新鮮な生乳の風味を活かしたミルクをベースにし、チョコチップとココアクッキーをたっぷり練り込んでいます。さっぱりとした甘さのミルクと、ほろ苦いチョコチップ、深みのあるココアクッキーがベストマッチ。パリっとしたチョコチップやザクザクとしたココアクッキーの食感も楽しめて、食べごたえがあります。ジェラートがコーンにこんもりと盛られており、ボリューム満点でした。
ベリーベリーミルク
川場村で採れたみずみずしいブルーベリー&いちごの自家製ソースを、ベースのミルクにブレンドしたジェラートです。2種類のフルーツが入り混じる独特の風味を楽しむことができ、コクが濃厚なミルクとの相性も抜群。さわやかな甘みの中にほのかな酸味も感じられ、すっきりとした口当たりです。パリパリっとしたコーンの歯ごたえも心地良く、最後まで飽きずに食べられます。
私が訪れた日は8種類のお持ち帰り用メニューもあり、ネーミングがユニークな『こうじに恋するリンゴ』とフルーティーな『ラズベリーミルク』をテイクアウトしてみました。
こうじに恋するりんご
「幻のコシヒカリ」と称される「雪ほたか」を原料とした甘酒「飲む糀」と、川場村産のりんごが融合し、独創的な風味を楽しめるジェラートです。「雪ほたか」は、日本百名山の一つ・武尊山から湧き出るミネラル豊富な天然水で育てたれたブランド米。「雪ほたか」の甘みや旨みを活かした「飲む糀」は、糖類が無添加&ノンアルコールで、口当たりがなめらかです。『こうじに恋するりんご』は、「飲む糀」の豊かな風味やりんごのフワっとした香りに、ミルクのコクが加わり、絶妙なハーモニーを堪能できます。細かく刻んだりんごのシャキっとした食感が印象的で、上品な味わいです。
ラズベリーミルク
ラズベリーのペーストをベースのミルクに練り込んであります。食べた瞬間、ラズベリー特有の濃厚な香りが口いっぱいに広がります。酸味が強い味を想像していたのですが、ラズベリーに豊かなミルクが溶け込み、甘みもしっかりと感じられて酸味とのバランスが絶妙でした。さっぱりとした口当たりで、何度もリピートしたくなる味わいです。
どのメニューも通常はダブルを選ぶこともできますが、新型コロナウイルス感染症の影響で当面の間は、コーン・カップ共にシングルのみの販売となっています。「かわばジェラート」から徒歩3分ほどの場所には大人気の道の駅「川場田園プラザ」があるほか、すぐ目の前に日帰り温泉施設「かわば田園温泉 楽楽の湯」もあるため、レジャーやリラクゼーションと共にぜひ「かわばジェラート」の多彩なジェラートもぜひ堪能してみてください！
店舗概要
◆店舗名：かわばジェラート
◆住所：群馬県利根郡川場村萩室10-2
◆電話番号： 0278-50-1138
◆営業時間： 10:00 – 17:00
◆定休日：火曜日
◆ホームページ：https://kawabagelato.jp/
投稿者プロフィール
- ライター
-
スポーツ用品業界紙の記者を経て、フリーランスのライターに。WEBを中心に雑誌や書籍など、さまざまなメディアに記事を執筆している。アイスクリームは子どもの頃から大好き！
地元の群馬県を中心に、ご当地アイスやフルーツ農場のジェラート、牧場のソフトクリームなど、さまざまなアイスクリームを日々堪能。時には子どもたちとアイスクリーム作りにも挑戦している。
