コレステロールがなく低カロリーな「とうふアイス」（各種135ml・260円）と「とうふソフトクリーム」（300円）を、子どもたちと味わってみたのでレポートします。群馬県みなかみ町に広がる谷川連峰の天然水と国産大豆を原料とした、風味豊かな豆腐が使われており、アイスクリームもソフトクリームもヘルシーで好評です。
製造・販売店である「水上豆腐工房」は昭和を思わせるレトロなたたずまいですが、アイスクリームのパッケージはおしゃれ。フレーバーは、TOFU・バニラ・あんこ・ストロベリー・抹茶・チョコレート・モカ・ラムレーズンの8種類です。私は、ジャマイカ産・ボルドー育ちのネグリタラムが入った「ラムレーズン」や、十勝大納言を使った「あんこ」、生姜の香りがアクセントになっている「TOFU」が気になりましたが、今回は子どもたちのリクエストで「バニラ」「チョコレート」「ストロベリー」をチョイスしました。
「バニラ」は、マイルドなバニラの風味の中に豆腐の豊かな香りを感じられ、濃厚な味わいです。いちごピューレが練り込んである「ストロベリー」は、深みのある豆腐の中にいちごのやさしい甘みがふわっと広がる逸品。「チョコレート」は、最初はチョコの味が強く感じられるものの、食べ進めるごとに豆腐のふくよかな旨味もじわじわと増してきます。3種類どのフレーバーも、豆腐の香味とマッチしていて、どんどん食べ進むおいしさでした。すべて着色料などは使っていないため自然な色合いで、安心して食べられます。
アイスクリームはすべてテイクアウトしましたが、ソフトクリームは店頭のベンチで味わうことに。外壁に「わでか」（わぁ～ でッ かぁ～い）と掲げられているだけあり、ソフトクリームは思っていた以上に大きくて、子どもたちが大喜びしていました。低脂肪なので、たくさん食べても安心なのがうれしい限りです。ソフトクリームは口当たりがなめらかで、豆腐のコクが濃厚ながらさっぱりとした味わいです。甘さが控えめなので、ボリューム満点でも最後まで飽きずに楽しめます。食べる前は、豆腐のアイスやソフトクリームは子どもには受け入れにくいのではないかと不安もありましたが、子どもたちは食べ終わってすぐ「また食べたいね」と大満足な笑顔を浮かべ、すっかり虜になっていました。
お店がある場所は、群馬県の最北端に位置するみなかみ町。スキー&スノボーやラフティング、キャニオニング、登山、キャンプ、温泉をはじめとするレジャースポットが集積している街です。観光客がたくさん訪れるエリアだけあり、遠方から「水上豆腐工房」へわざわざ買いに来る方々もいて、リピーターも多いようです。観光やレジャーなどでみなかみ町を訪れる際にはぜひ「とうふアイス」や「とうふソフトクリーム」をご堪能ください。
水上豆腐工房
◆住所：群馬県利根郡水上町高日向572-4
◆電話番号：0278-72-6652
◆営業時間：10時30分～17時（時間が変更になる場合もあるため、お問い合わせのうえお出かけください）
◆定休日：火曜日（祝日の場合は翌日）、1月1日
投稿者プロフィール
- ライター
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スポーツ用品業界紙の記者を経て、フリーランスのライターに。WEBを中心に雑誌や書籍など、さまざまなメディアに記事を執筆している。アイスクリームは子どもの頃から大好き！
地元の群馬県を中心に、ご当地アイスやフルーツ農場のジェラート、牧場のソフトクリームなど、さまざまなアイスクリームを日々堪能。時には子どもたちとアイスクリーム作りにも挑戦している。
