地元では、神津牧場と言えばソフトクリームが有名で、牧場内の食堂や下仁田町内・群馬県内のさまざまなお店で見かけるのですが、神津牧場でアイスクリームも販売しているのはご存知でしょうか。『神津牧場アイスクリーム』には、標高約1,000mの広大な高原で放牧されているジャージー牛の新鮮な牛乳や、コクのある生クリームがふんだんに使われています。
乳牛としてメジャーなホルスタイン種と比べ、ジャージー種は搾乳量や国内での飼育頭数が少ないため希少ですが……ホルスタイン牛乳よりジャージー牛乳のほうが、乳たんぱく・乳脂肪分・無脂乳固形分が豊富。カロチンやリノール酸、カルシウムもたっぷり含まれています。栄養価が高い分、牛乳ならではの風味が濃厚で深い味わいです。
神津牧場アイスクリームは「バニラ」「ミルキーホワイト」「抹茶」の3種類あります。
バニラ
スプーンですくってみると、密度が高くどっしりとした感触があります。卵黄を使っているからか、バンラビーンズなどで香りづけをしていないのに、バニラのような風味を感じられました。どことなくカスタードにも似た味わいもあり、一緒に食べた子どもたちからは
「カラメルのないプリンに味がちょっとだけ似ている！」
との声が。新鮮なジャージー牛乳と生クリームのコクが濃厚ながらすっきりとした口当たりで、食べたあとは自然な甘さの余韻が残ります。
ミルキーホワイト
無脂乳固形分が『バニラ』や『抹茶』より多く含まれており、バニラと比べてジャージー牛乳ならではの味が際立っています。風味にフレッシュ感があり、深いコクとナチュラルな甘みが絶妙です。舌触りがなめらかで、後味がさっぱりとしていていました。
抹茶
芳醇な抹茶の香りをしっかりと堪能でき、心安らぐ和のテイストを楽しめるフレーバーです。ジャージー牛乳のミルキー感と抹茶の繊細な風味が調和した絶妙な味わいを、1度は食べてみる価値あり！苦みはあまりないので、お茶系の味が苦手でなければお子様にも食べやすいのではないでしょうか。
日本で最古の洋式牧場である「神津牧場」では、ジャージー牛の赤ちゃんやウサギ、ヒツジなど動物たちと触れ合うことができ、ヤギのお散歩やポニーへの乗馬、バター作り、放牧地ツアー、乳絞りなどさまざまな体験も可能です。敷地内には焚き火OKのキャンプ場やBBQコーナー、ロッジなども用意されており、楽しみが盛りだくさん。放牧地から搾乳室に向かう牛の大行列は必見です！
神津牧場でたっぷり遊んだあとは売店に立ち寄り、アイスクリームを味わってみてくださいね。「道の駅しもにた」でも、神津牧場のアイスクリームや乳製品を買うことができます。神津牧場の公式サイトからも購入できますので、遠方にお住いの方もぜひ、ジャージー牛乳の旨みたっぷりのアイスクリームをご堪能ください！
※新型コロナウイルス感染症の流行状況によっては、各種体験などが中止になる場合もありますので、お出かけ前にご確認を！
店舗概要
◆店舗名：神津牧場
◆住所：群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧250
◆電話番号： 0274-84-2363
◆営業時間：駐車場は24時間開放
【売店】8:00～17:00
【鉄板焼きコーナー・ロッジ（4月下旬～11月中旬、土日・祭日のみ営業）】11:30～14:30
【食堂（4月上旬～12月初旬）】11:00～15:00（ソフトクリームの販売は8:00～17:00 ）
◆定休日：なし
◆ホームページ：http://www.kouzubokujyo.or.jp/
投稿者プロフィール
- ライター
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スポーツ用品業界紙の記者を経て、フリーランスのライターに。WEBを中心に雑誌や書籍など、さまざまなメディアに記事を執筆している。アイスクリームは子どもの頃から大好き！
地元の群馬県を中心に、ご当地アイスやフルーツ農場のジェラート、牧場のソフトクリームなど、さまざまなアイスクリームを日々堪能。時には子どもたちとアイスクリーム作りにも挑戦している。
