日本三名泉の一つとして名を馳せる草津温泉は、名物の湯畑&共同浴場の湯めぐりや、温泉旅館でのリフレッシュなどを満喫できる観光地として有名ですが……近年はスイーツがおいしいお店も話題となっているのをご存知でしょうか。草津温泉の玄関口にたたずむ「道の駅 草津運動茶屋公園」(群馬県草津町)では、黒糖味のスポンジと花豆入り生クリームのコラボレーションを楽しめる、オリジナルスイーツ「花豆ロールケーキ」が注目を集めています。
「花豆ロールケーキ」と並んで人気なのが、地元名産の花豆をあんこにして混ぜ込んだ『花豆みるくソフトクリーム』。バニラソフトクリームと草津名産の花豆が絶妙なハーモニーを奏でる「道の駅 草津運動茶屋公園」オリジナルのご当地ソフトです。
花豆みるくソフトクリーム
花豆の上品な風味が口いっぱいに広がり、ほっこりとした気分に浸れる和風テイスト。少しザラッとした舌触りがあり、花豆の存在感を存分に感じられます。同じ豆類だけあり、どことなく小豆のあんこにも似たわいです。花豆のナチュラルな甘味と、濃厚でミルキーなバニラソフトクリームがマッチしていて、最後まで飽きずに食べ進みました。
私が食べた日は雪が舞っている時間帯もあり、とても寒かったのですが、花豆の風味に癒され冬にもリピートしたくなるソフトクリームだと思いました。さっぱりとした口当たりなので、もちろん夏に味わうにもおすすめですよ!
ちなみに「道の駅 草津運動茶屋公園」では他に、定番の「バニラソフトクリーム」も味わえます。
高原地帯でしか実がならない希少な花豆
花豆は、標高1,000mほどの高地でないとなかなか収穫まで至りません。
花豆の栽培が盛んな草津温泉エリアは標高約1,200mで、旨みたっぷりの大きな豆が実ります 。草津では特産品として馴染み深い花豆ですが、栽培が難しいうえ手間がかかり、近年はさまざまなエリアで生産者が減少。作付け面積も徐々に減っているため、希少になりつつあります。
だからこそ、花豆をソフトクリームにして味わえるのは贅沢なことなんですね。
ドイツの街並みを再現した「道の駅 草津運動茶屋公園」の建物は、国道292号線を挟んで両側に広がっています。敷地内には、ベルツ記念館や日独ロマンチック街道資料館、特産ショップ(冬期は休館)、総合案内所のあるレストハウス、展望歩道橋、高山植物のある公園など、多彩な施設が集積。『花豆みるくソフトクリーム』は、軽食・喫茶コーナーで販売されています。草津温泉街から車で約5分の場所には草津温泉スキー場もあるので、温泉やウインタースポーツの行き帰りなどに「道の駅 草津運動茶屋公園」に立ち寄り『花豆みるくソフトクリーム』を味わって行きませんか?
店舗概要
■会社名:草津運動茶屋公園
■住所:群馬県吾妻郡草津町草津2-1
■電話番号:0279-88-0881
■営業時間:9:00~17:00
■定休日:無休(臨時休館あり)
■ホームページ: https://www.michi-no-eki.jp/stations/view/300
投稿者プロフィール
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スポーツ用品業界紙の記者を経て、フリーランスのライターに。WEBを中心に雑誌や書籍など、さまざまなメディアに記事を執筆している。アイスクリームは子どもの頃から大好き!
地元の群馬県を中心に、ご当地アイスやフルーツ農場のジェラート、牧場のソフトクリームなど、さまざまなアイスクリームを日々堪能。時には子どもたちとアイスクリーム作りにも挑戦している。