自社農園で栽培した無農薬の手摘みハーブと、群馬県産の果物、香り豊かなスパイスなどを融合させた、無添加ジャムを製造・販売する「渋川飯塚ファーム」(群馬県渋川市)。2020年からは、同社のハーブとジャムや豊田乳業(群馬県長野原町)の牛乳を組み合わせた『やんば地みるくアイス』も販売し、話題を集めています。
アイスは全8種類あり、『地みるく』『地ヨーグルト』『ブルーベリーヨーグルト』『いちごみるく』が120mlで、『カモミールみるく』など4種類のハーブ系は90ml。どのフレーバーも人口香料や着色料は使用しておらず、ハーブや果物などから素材本来の風味がしっかりと引き出されています。群馬県北軽井沢エリアで生産された浅間高原牛乳たっぷりの、コク深い『地みるく』は、すべてのフレーバーのベースになっています。
私は『やんば地みるくアイス』8種類を全部食べてみたかったのですが、残念ながら売り切れていたものもあり、5種類だけ味わってみました。
いちごみるく
甘味が強く酸味がまろやかな群馬県産いちご「やよいひめ」の風味が濃厚で、フルーティーな味わいです。ベースとなっている、ミルキー感あふれる『地みるく』との相性が抜群。酸味はほとんどなく、豊かな甘さが口いっぱいに広がります。
地ヨーグルト
北軽井沢で採れた生乳100%のヨーグルトがふんだんに使われています。程良くさっぱりとしていて、ヨーグルトの自然な風味が印象的。甘さ控えめで「渋川飯塚ファーム」特製のフルーツジャムと一緒に味わうのもおすすめです。
いちご×ペパーミント
群馬県産のいちごがたっぷり使われており、ペパーミントで香りづけしてあります。両者が味や風味を邪魔し合うことなくバランスが良好で、独特の味を創出。すっきりとした甘さで、さわやかな口当たりでした。
ブルーベリー×ラベンダー
「アロマの王様」と称されるラベンダーが使用されているだけあり、フタを開けカップに顔を近づけると、食べる前にまず芳醇な香りを楽しむことができます。口に入れると、最初はラベンダー特有の風味がフワッと広がり、群馬県産ブルーベリーの豊かな風味&ほのかな酸味があとから追いかけてきます。アールグレイを飲みながら味わうのがおすすめなのだそうですよ。
レモングラス×キウイ
群馬県産のキウイフルーツとレモングラスが融合した味は、どことなくレモンケーキにも似ていて独創的です。レモングラスのさわやかな香りが濃厚で、キウイのまろやかな酸味も重なり、すっきりとした口当たり。時々現れるキウイの種のプチプチっとした食感がアクセントになっています。
『やんば地みるくアイス』を食べてみる前は「ハーブのアイスは大人向けで、子どもからは不評かもしれないな」と予想していましたが、我が家では小学生の子どもも
「おいしい!また食べたい!!」
と、喜んで堪能していました。
『やんば地みるくアイス』は2020年12月現在、渋川駅前プラザ内「しぶさん」や「上州村の駅」のほか、「JAファーマーズ」の朝倉店・朝日町店・野田宿店・高崎吉井店、「赤城高原SA(上り線)」「イオンスタイル高崎」「豊田乳業直売所」、伊香保温泉旅館「和心の宿 大森」などで入手できます。ハンドメイド通販サイトの「Creema」や「minne」でも購入できるため、群馬県まで買いに行けない方も要チェック!群馬県や東京都を中心に、イベント会場で販売される時もありますので、見かけたらぜひ味わってみてくださいね!
販売元概要
■販売業者:渋川飯塚ファーム
■住所:群馬県渋川市川島1078-3
■電話番号: 0279-41-9050
■公式ブログ: https://ameblo.jp/ikaho-farm/
投稿者プロフィール
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スポーツ用品業界紙の記者を経て、フリーランスのライターに。WEBを中心に雑誌や書籍など、さまざまなメディアに記事を執筆している。アイスクリームは子どもの頃から大好き!
地元の群馬県を中心に、ご当地アイスやフルーツ農場のジェラート、牧場のソフトクリームなど、さまざまなアイスクリームを日々堪能。時には子どもたちとアイスクリーム作りにも挑戦している。