レトロモダンな古民家風カフェ「茶フェちゃきち」の、香り豊かな日本茶ジェラートが絶品！

日本茶専門店の吉田園（群馬県高崎市）が営むお茶づくしのカフェ「茶フェちゃきち」（群馬県富岡市）が評判だと聞き、訪れてみました。自家製の日本茶ジェラートのほか、クレープ・パフェ・ロールケーキなどお茶の香りを活かしたオリジナルのスイーツや、お茶の魅力を堪能できるドリンクを取り揃えたお店です。

ジェラートはすべてミルクをベースにしていて、6段階ある『抹茶』のほか『ほうじ茶』『玉露』『玄米茶』『ミルク』など種類が豊富。期間限定フレーバーも4種類取り揃えています。1色盛り・2色盛りどちらかを選ぶことができ、テイクアウトの場合はカップ（フタ付きまたはフタなし）とコーン好きなほうをチョイス可能です。さまざまなジェラートを食べ比べできる『利きジェラート5点盛り』をオーダーすれば、5種類のジェラートの違いを五感で感じながらじっくり堪能できます。

抹茶ジェラート

香りがいっそう際立つよう、お茶系のジェラートには粗めに粉砕した茶葉が入っています。『抹茶』のジェラートは、一段・二段・三段・四段・五段・極みという6段階の濃さが用意されているのが特徴です。抹茶系スイーツが苦手だけれど挑戦してみたい方から、抹茶の風味を存分に堪能したい方まで、幅広く楽しめます。抹茶が好きな方には三段以上がおすすめで、一段や二段は抹茶が苦手な方にも比較的味わいやすい濃さとのこと。私は抹茶のスイーツが大好きではあるものの極みを選んでみる勇気はなく、今回は五段をチョイスしました。抹茶の風味が今まで体感したことがないほど濃厚なのに、意外にも五段でも苦みはほとんどありません。一段や二段なら、抹茶の味に慣れていない方やお子様も食べやすいのではないでしょうか。

※上の写真は『利きジェラート5点盛り』の抹茶ジェラートです。

利きジェラート5点盛り

「抹茶ジェラート（抹茶の一段～抹茶の五段）」「日本茶ジェラート（ほうじ茶・玉露・玄米茶・抹茶の一段・抹茶五段）」「お好み5点ジェラート（ショーケースから5種類を選択）」という3つのメニューから、1つ選ぶことができます。私は全種類の日本茶ジェラートと期間限定のジェラートを堪能したかったので「お好み5点ジェラート」をオーダーし、フレーバーは『ほうじ茶』『玉露』『玄米茶』『抹茶の五段』『ピスタチオ』を選びました。『ほうじ茶』は香ばしく芳醇な香りで、リラックスできるようなすっきりとした風味です。『玉露』は風雅な香りで深みがあり、とても上品でリッチな味わい。『玄米茶』は香ばしい風味が心地良く、豊かな香りがジェラートにしっかり活かされています。『抹茶の五段』は苦みがとても強いのではないかと心配でしたが、苦みはまったく気にならず、さわやかな風味が濃厚で抹茶好きにはたまりません。栄養価の高い『ピスタチオ』は、コクがあり独特のやさしい甘みが口いっぱいに広がります。

また期間限定の『黒糖』と『ブルーベリーミルク』は、フタ付きカップに詰めてもらいテイクアウトして味わいました。

黒糖ジェラート

コクが豊かでほのかな香ばしさも感じられる、黒糖ならではの風味が活きた逸品です。甘みに深みがあるものの甘過ぎないため、1度食べたら止まらない上品な味わい。テイクアウトする際に

「黒糖のジェラートは溶けやすいので早めに召し上がってください」

とお店の方がおっしゃっていただけあり、口どけが良く舌触りがなめらかでした。

ブルーベリーミルクジェラート

ブルーベリーの濃厚でさわやかな風味と、ミルクの優しい甘みとのバランスが良好。かすかに感じられるブルーベリーのさっぱりとした酸味がアクセントになっています。お客様からのリクエストが多かったことから期間限定ジェラートに採用されたというだけあり、思い出す度に無性に食べたくなる後を引くおいしさです。

窓際から風情豊かな庭園を望める古民家風カフェ

「茶フェちゃきち」は、築60年ほどの古民家を改装した、レトロモダンなお店です。窓の向こうには情緒あふれる庭園が広がり、時間によっては電車が颯爽と走り抜ける景色を望めることも。店内にはキッズスペースも完備されているので、お子様連れの方も気兼ねなく立ち寄れることでしょう。お店が立地する富岡市は、世界遺産に登録された富岡製糸場のほか、群馬サファリパークや群馬県立自然史博物館など見どころが多彩です。観光の合い間にひと休みする時などに「茶フェちゃきち」でさまざまなジェラートを堪能して癒されてみませんか？

店舗概要

◆店名：茶フェちゃきち
◆住所：群馬県富岡市一ノ宮264
◆電話番号： 0274-63-4017
◆営業時間：11:00～18:00（ラストオーダー　17:45）
◆定休日：月曜日（祝日の場合は火曜日）
◆ホームページ：http://chakichi.jp/

投稿者プロフィール

小川郁恵（Tamura）ライター

スポーツ用品業界紙の記者を経て、フリーランスのライターに。WEBを中心に雑誌や書籍など、さまざまなメディアに記事を執筆している。アイスクリームは子どもの頃から大好き！
地元の群馬県を中心に、ご当地アイスやフルーツ農場のジェラート、牧場のソフトクリームなど、さまざまなアイスクリームを日々堪能。時には子どもたちとアイスクリーム作りにも挑戦している。